先進的な”デジタル教育”進めたい、宮城野高校が教育支援行うIT企業と協定・仙台市

先進的なデジタル教育を進めようと、仙台市にある宮城野高校は、教育支援を行うIT企業と協定を結びました。
協定を結んだのは、宮城野高校とプログラミングなどの教育支援を手掛けるデジタルハリウッドで、現役のクリエーターを授業に派遣し技術を伝えることで、高校生のアイデアを形にする支援をします。
宮城県内の公立高校で唯一美術科がある宮城野高校は、2024年度に文科省の「DXハイスクール」に採択され、今後は 3Dプリンターやレーザーカッターなど充実した機器を使って授業を行っていく予定です。
こうした中、専門的な教育をしたい学校とデジタル人材を育成したい企業の思いが一致し、協定の締結に至ったということです。
デジタルハリウッド株式会社・廻健二郎取締役
「(高校生の)アイデアを、具体的にデジタルを使ってコンテンツにしていくことを、我々のノウハウを使ってやっていただきたい」
宮城野高校・早坂重行校長
「教科学力だけじゃなくて、非認知能力、社会に出ても通用するようなレジリエンスをぜひ身に付けていければ」
14日結んだ協定期間は1年間で、以降は自動更新されるということです。