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【駆除すれば「絶滅危惧種」が増える】ため池で「アメリカザリガニ」駆除 水辺の生態系に大きな影響(宮城・大崎市)

2024年3月25日 12:06
【駆除すれば「絶滅危惧種」が増える】ため池で「アメリカザリガニ」駆除 水辺の生態系に大きな影響(宮城・大崎市)

宮城・大崎市のため池で、水辺の生態系に大きな影響を与えるアメリカザリガニの駆除活動が、24日行われた。

大崎市のため池で行われた地元の環境保全団体による駆除活動。

アメリカザリガニは、魚の卵を食べるなど水辺の生態系に大きな影響を与えるとして、去年6月 条件付きの特定外来生物に指定されている。

こちらのため池では、20年以上の駆除活動により絶滅危惧種の淡水魚など小魚や昆虫が増えている。

シナイモツゴ郷の会・高橋清孝理事長
「アメリカザリガニを退治して、小魚・昆虫たくさん生き物がよみがえってきた」

この団体が環境保全に取り組むため池が、3月22日 環境省が認定する生物多様性の保全が図られている区域「自然共生サイト」に選ばれている。