東北大学・青葉山キャンパスにある次世代放射光施設『ナノテラス』の運用開始を祝う記念式典が行われた。

記念式典には、盛山文部科学相や宮城県・村井知事などおよそ430人が出席した。

『ナノテラス』は、放射光と呼ばれる非常に明るい光を使って肉眼では見分けられない物質の構造を、100万分の1ミリのナノレベルで分析できる。

盛山文部科学相は「幅広い分野の研究者に利用されることで、今後のイノベーション創出に貢献が期待される」と話した。

宮城県・村井知事
「多くの皆さまに愛される地域の宝となるよう、県も全力で利用促進に取り組んでまいります」

『ナノテラス』は、4月の運用開始から化学素材メーカーや食品会社など幅広い企業が利用を始めている。