霧島連山新燃岳 噴火警戒レベル引き上げ 大きな噴火の可能性も… 日頃の備えを 専門家の声
気象庁は30日、霧島連山の新燃岳の火山活動が高まった状態にあるとして噴火警戒レベルを入山規制の3に引き上げました。専門家は大きな噴火が起きる可能性を指摘し、改めて日頃の備えが重要だと話します。
新燃岳では火口直下を震源とする火山性地震が増え気象庁は30日、噴火警戒レベルをレベル2から入山規制の3に引き上げました。
火口からおおむね4キロの範囲で噴火による大きな噴石などに警戒を呼びかけています。
引き上げに伴い県道の霧島公園小林線の全線や霧島公園線の一部などで通行が規制されていいます。
(大阪から)
「通れない道があったので結構大回りして宿まで行ったりして結構大変。早く落ち着いて山登りにいきたい」
(霧島市観光協会・新畑幸一事務局長)
「規制範囲が広がったことによる通行規制による不便さは感じていると思うが適切な案内をして誘導しているのでまだまだたくさん楽しめる場所はあるのでぜひお越しいただければ」
新燃岳は2011年1月に火山活動が活発化し、約300年ぶりにマグマ噴火が発生しました。
2018年6月を最後に噴火は起きていませんが、専門家は2011年のような大きな噴火が起きる可能性もあると指摘します。
(鹿児島大学・井村隆介准教授)
「火山の噴火は将来的な予測が非常に難しい。気象庁は2011年の噴火のような兆候は見られないと言っているが2011年の噴火は全く兆候がわからないまま小さい噴火から始まって夕方には激しい10キロぐらい噴煙が上がる噴火になった。今兆候がないからといってその規模で絶対収まるという保証はない。ずっと備えるというのは難しいが研究者が言っている普段からきちんと備えてくださいということを皆さん自身がその瞬間にこれが自分が備えてたやつだと思えるかどうかスイッチが入るかどうか」
井村准教授は家族構成などに合わせた必要な備えについて改めて考えてほしいと呼びかけています。
新燃岳では火口直下を震源とする火山性地震が増え気象庁は30日、噴火警戒レベルをレベル2から入山規制の3に引き上げました。
火口からおおむね4キロの範囲で噴火による大きな噴石などに警戒を呼びかけています。
引き上げに伴い県道の霧島公園小林線の全線や霧島公園線の一部などで通行が規制されていいます。
(大阪から)
「通れない道があったので結構大回りして宿まで行ったりして結構大変。早く落ち着いて山登りにいきたい」
(霧島市観光協会・新畑幸一事務局長)
「規制範囲が広がったことによる通行規制による不便さは感じていると思うが適切な案内をして誘導しているのでまだまだたくさん楽しめる場所はあるのでぜひお越しいただければ」
新燃岳は2011年1月に火山活動が活発化し、約300年ぶりにマグマ噴火が発生しました。
2018年6月を最後に噴火は起きていませんが、専門家は2011年のような大きな噴火が起きる可能性もあると指摘します。
(鹿児島大学・井村隆介准教授)
「火山の噴火は将来的な予測が非常に難しい。気象庁は2011年の噴火のような兆候は見られないと言っているが2011年の噴火は全く兆候がわからないまま小さい噴火から始まって夕方には激しい10キロぐらい噴煙が上がる噴火になった。今兆候がないからといってその規模で絶対収まるという保証はない。ずっと備えるというのは難しいが研究者が言っている普段からきちんと備えてくださいということを皆さん自身がその瞬間にこれが自分が備えてたやつだと思えるかどうかスイッチが入るかどうか」
井村准教授は家族構成などに合わせた必要な備えについて改めて考えてほしいと呼びかけています。
最終更新日:2025年3月31日 10:12