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【「細工カマボコ」って?】気仙沼市のカマボコ店と郵便局 年末で忙しさピーク(宮城)

2023年12月26日 20:45
【「細工カマボコ」って?】気仙沼市のカマボコ店と郵便局 年末で忙しさピーク(宮城)

今年もあとわずか。

年の瀬も押し迫るなか、宮城・気仙沼市のカマボコ店と郵便局は忙しさのピークを迎えている。

ことし話題になった言葉「アレ」、「パワー」に「デコピン」。
そして、「ショータイム」に「税」。

創業95年の気仙沼市のカマボコ店では、様々な色に着色した魚のすり身で文字や絵を描いた「細工カマボコ」作りで大忙し。

今年は、原料の高騰などでカマボコは値上がりしているが、毎年馴染み客が楽しみにしているという。

いちまる・尾形啓一社長「今年は、物価高ひどかったですよね。来年はこういう苦しい思いしないで、みんなで笑顔ある生活をできたら良いなと思っています。そんな思いで描いています」

年末年始用の「細工カマボコ」作りは、12月29日まで行われる。

一方、こちらは仙台市太白区の新仙台郵便局。

坂上誼光記者リポート「ガタンガタンと音を立てて動くこちらの区分機。1時間で5万通の年賀状が宛先別に仕分けされます」

県内で集荷された年賀状を、職員やアルバイトなどおよそ150人が24時間体制で仕分け作業に追われている。

機械で読み取れなかったのものは、目視で確認。

12月25日までに集まったのは490万通で、去年の同時期に比べて1割ほど少ないという。

新仙台郵便局・吉田清高 普通郵便部長「年賀状1通1通にそれぞれの思いが込められていますので、その思いをしっかり届けるということで作業を行っています」

郵便局によると、今年の元日に県内で配達された年賀状は1466万通で、去年より1割ほど少なくなったという。