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小学校で児童・教職員108人がおう吐や下痢 感染性胃腸炎の集団感染か〈仙台市〉

2025年2月7日 20:24
小学校で児童・教職員108人がおう吐や下痢 感染性胃腸炎の集団感染か〈仙台市〉

 仙台市によりますと、若林区の小学校で今月3日から6日までに児童104人と教職員4人の合わせて108人がおう吐や下痢などの症状を訴えました。

救急搬送された人や重症化した人などはおらず、全員が快方に向かっているということです。

市では、この小学校で学級閉鎖や学年閉鎖の措置をとるとともに発症者の検便を行うなどして原因となったウイルスの分析を進めています。

今回の発症者は学年ごとで人数にばらつきがあることなどから給食など飲食物が原因となる食中毒とは考えにくいということです。

仙台市内で、感染性胃腸炎が原因の集団感染が100人を超えたのは、太白区の小学校で211人が症状を訴えた2018年以来となります。この時に原因となったのは「ノロウイルス」でした。

市では、手洗いや消毒などの感染対策や食品の十分な加熱調理などを呼びかけています。

最終更新日:2025年2月7日 21:08