【仙台市科学館】常設展示室がGW前にリニューアルオープン コンセプト「ふれる科学、ためす科学」に磨きがかかった展示へ
GWを前に「仙台市科学館」の常設展示室が、26日リニューアルオープンする。
コンセプトの「ふれる科学、ためす科学」に磨きがかかった展示となっている。
参加者
「ななめにしても(落ちない)、これは不思議だわ」
開館から30年余りが経過した仙台市科学館。
現在およそ19億円をかけ、2年がかりで3階・4階の常設展示を全面改装中で、26日からは先行して4階部分がリニューアルオープンする。
伊藤有里記者リポート
「こちらは広瀬川の様々な景色を空から楽しむことができる展示です。 画面の前に立つと風を感じることができて、まるで鳥になった気分です」
水面を滑空するドローン映像と大画面の上部からの送風で、自然を感じる「広瀬川スカイアドベンチャー」だ。
こちらの実験コーナー。
送風口を傾けても、なぜかボールが落ちない。
水や空気などが物体の表面に沿って流れる「コアンダ効果」という現象で、この原理は飛行機の翼にも応用されているという。
他にも、自転車のペダルを漕いで発電したり、空気の輪を作ったり、40種類の体験をすることができる。
「仙台市科学館」では、GW期間中に多くの子どもたちに「ふれる科学、ためす科学」を体験したもらいたいとしている。