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「雪があったらもっと楽しい」 暖冬で雪不足 山から雪を運んで雪合戦大会  宮城・加美町

2024年2月3日 18:05
「雪があったらもっと楽しい」 暖冬で雪不足 山から雪を運んで雪合戦大会  宮城・加美町

 宮城県加美町では3日、暖冬による雪不足で会場を変更し、4年ぶりに県の代表を決めるチーム対抗の雪合戦大会が行われた。
 第20回宮城県雪合戦大会には、県内から20チームが参加した。今年は例年、使用していた加美町の小野田地区の公園に雪がないため、会場を中新田地区のテニスコートに変更した。雪玉用の雪は、薬莱山のふもとから約60トンがトラックで運び込まれた。
 試合は1チーム7人、1セット3分間の3セットマッチで相手チームに雪玉を多く当てるか、チームの旗を奪うと勝敗が決まる。
 仙台市から参加した女性は「雪がなくても楽しい、雪があったらもっと楽しい」と話していた。
 雪合戦大会は4日も行われ、上位2チームが2月下旬に北海道で開かれる全国大会に出場する。