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【楽天】新人選手8人が被災地を訪問「地元・東北に希望届ける」自身も被災した大内誠弥投手(17)誓う

2024年1月22日 20:01
【楽天】新人選手8人が被災地を訪問「地元・東北に希望届ける」自身も被災した大内誠弥投手(17)誓う
被災地の球団に入団したことを自覚してもらう為に、2014年から毎年行われてる新人選手の被災地訪問。今年は東松島市を訪れた。

20日、東松島市震災復興伝承館を訪れた8人のルーキーたち。震災で1110人が亡くなった東松島市。ルーキーたちは渥美巌市長に案内してもらいながら震災当時の話を聞いたり、震災遺構である旧野蒜駅のプラットホームを見学。ひび割れた地面や震災の跡が残る場所を目の当たりにした選手たちは…

〈古謝樹投手〉
「被災地に来るのは初めてだったので、地盤沈下や被災の大きさを身にしみて感じました。」

この場所を襲った津波と同じ、高さ3・7メートルの慰霊碑に献花を行った。東松島市出身の大内誠弥投手(17)は5歳の時に被災し、避難所生活を経験。

〈大内誠弥投手〉
「自分の住んでる地区や隣の地区の方々の名前が(慰霊碑に)あったので、それだけの方が亡くなってる災害、改めて被害の大きさに気づきました」

そして被災地訪問を通して、被災地に希望を与えた楽天でプレーする意義を感じたという。

〈大内誠弥投手〉
「2013年の楽天イーグルスの 日本一があって、そこからみんなの笑顔が増えていって、復興がより力強くなったと思います。自分も2013年に力をもらったので、今度は自分が地元の方々や東北の方々に(希望を)届けられるような選手を目指して頑張りたい。これからは肝に銘じていこうと思う。」