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【記者解説】長崎のIR計画なぜ認定されず?審査では"2段階目"にも進めず…今後の再提出は《長崎》

2023年12月27日 20:31
【記者解説】長崎のIR計画なぜ認定されず?審査では"2段階目"にも進めず…今後の再提出は《長崎》

長崎県が佐世保市のハウステンボスに誘致を進めるカジノ含む統合型リゾート施設(IR)について、国は、県の区域整備計画を認定しないことを27日、正式に発表しました。
不認定に至った理由と今後について、取材してきたNIB梅田啓祐記者が解説します。

(梅田啓祐記者)
27日午後3時から、長崎の整備計画が不認定とされた理由について観光庁による報道陣への説明が行われました。

外部有識者でつくる審査委員会が示した見解は「要求基準に適合しないことから基本方針に則り認定を行わないとすることが相当」という結果でした。

この認定審査は「要求基準」と「評価基準」の大きく分けて2段階で進められ、認定にはまず資金調達やカジノ事業の有害な影響の排除といった項目を含む「要求基準」をクリアする必要があります。

長崎の整備計画については、
▼今年9月時点での出資・融資予定者が申請した去年4月の時点から大きく変わっている点 や
▼一部の出資予定者から資金を確実に調達できるという客観的な資料が提出されていない
といった点が指摘され「資金調達の確実性」を裏付ける根拠が不十分という見解でした。

そのため2段階目の「評価基準」つまり
▼IR区域のコンセプトや
▼施設の概要などといった
採点方式の「評価基準」の審査にすら至らなかったと国側は説明しています。

ただ、国は今後二次募集が行われる可能性もあるとしていて、長崎県としては計画を再度提出することも可能です。

仮に再提出を検討するにしても県としては大きな軌道修正を図る必要がありそうです。