【衆院選・長崎2区】旧2区諫早市や島原半島に大村市 対馬市 壱岐市が加わった2区 4人が立候補《長崎》
衆議院議員選挙が15日に公示され、12日間の選挙戦の火ぶたが切られました。
区割りの変更によって、3つの選挙区となった県内。各候補者は「政治とカネの問題」や「物価高対策」などの政策を有権者に訴えています。
旧2区の諫早市や島原半島に、旧3区の大村市、対馬市、壱岐市が加わった「2区」には、4人が立候補しています。
自民党・前職の加藤 竜祥候補 44歳
立憲民主党・前職の山田 勝彦候補 45歳
参政党・新人の髙木 聡子候補 42歳
日本維新の会・新人の横田 朋大候補、37歳。
自身も「裏金問題」により、比例重複立候補が認められなかった旧2区選出の 加藤候補。
“退路を断った戦い” として支援を呼びかけました。
(自民・前 加藤竜祥候補(44))
「10万円の不記載により政務官を辞任をし,多くの皆様方にご迷惑をおかけしましたことにお詫びを申し上げる次第でございます。しかしながら,心新たにふるさと発展のために汗を流したい」
大票田の諫早市から選挙戦をスタートさせた 旧3区選出の 山田候補。
「真の政治改革のためには,政権交代が必要」と訴えました。
(立憲民主・前山田勝彦候補(45))
「自民党の党利党略の選挙が強行されています。自民党は誰が総裁になろうが、表紙が変わろうが、中身は変わらない。変えるには選挙しかない。政権交代こそ最大の政治改革ではないでしょうか」
選挙への立候補は、初めてとなる 髙木候補。
元小学校教諭として、日本の教育を変える必要があると声を上げました。
(参政・新 髙木聡子候補(42))
「もう一度 歴史観を見直すこと。そして、私たちの日本がとても素晴らしいんだということを教育でやっていく。16歳からの投票権を付与するということで政策を打ち出しております。小さい頃からしっかりと政治に目を向け、世の中を自分たちが作っていくんだという子どもたちを育てる、その人材育成にも力を注いでいきたいと思います」
祖父のルーツである 諫早市小長井町で第一声に臨んだ 横田候補。
政治姿勢そのものが問われている選挙だと訴えました。
(維新・新 横田朋大候補(37))
「日本の政治が停滞している最大の原因は、言ったことをやらない、嘘をつく、約束を守らない。そういう政治が続いているから、皆さんも政治に対してなかなかご期待を持っていただけなくなっている。有限実行、約束を守る、そういう政治を再び、この日本に取り戻したい」