児童が描いたのは今年の干支「龍」の巨大画 駅の待合所に設置で地元盛り上げに《長崎》
MR=松浦鉄道の駅に子どもたちが描いた絵が設置されました。
駅の名前と今年の干支にちなみ、「龍」が描かれています。
佐世保市江迎町の松浦鉄道「潜竜ヶ滝駅」に設置された壁画。
中心には今年の干支にちなんだ「龍」。
その周りには、約500年続く「千灯籠まつり」と縁起物・繭玉などが描かれています。
( 見学した児童)
「空きれいに描けてない?」
「この辺の色合いが好き」
制作したのは佐世保市の猪調(いのつき)小学校の児童。
6年生18人を中心に、去年9月頃から図工の時間などを使って取り組んできました。
(児童)
「みんが楽しく潜竜や猪調に来れるような絵をかけるように頑張っている」
松浦鉄道では、駅の待合所を壁画で彩る事業を2011年から進めていて、これまでに県内と佐賀県の44の駅に、小学生から大学生までが描いた絵を設置しています。
(松浦鉄道 馬場俊二 営業広報部長)
「松浦鉄道としては、沿線自治体の皆さんと協力し合うという位置づけにあるので、このように小学校の皆さんと触れ合いながら駅を盛り上げるということに取り組んでいく」
制作仕上げの作業となった16日。
龍の目に色を塗って、横4.5m、縦1.6mの絵が完成しました。
(児童)
「私たちが作った絵をみんなが見てくれると思うとうれしい」
「これを飾ることによってたくさん江迎を知ってもらえるので、ずっと飾り続けてほしい」
来月には、佐賀県伊万里市の里駅にも、小学生が制作した壁画が設置される予定です。