Ⅴ・長崎「極めて遺憾」カリーレ監督問題解決せず サントス側から謝罪も手のひら返し《長崎》
V・ファーレン長崎は、異例の事態となっているファビオ カリーレ監督の契約問題に関して、先週12日、契約を結んだとされるブラジルリーグ2部のサントスFCと会議を実施。
その中で、サントス側から謝罪があった上で、カリーレ監督とコーチ3人のV・ファーレンとの契約が有効であることを前提に、サントスが経済的に苦しい状況にあることなどを理由に、違約金を減額してほしい旨の要請があったということです。
V・ファーレンとしては、全く非がない以上は減額に応じる理由はなく、違約金の全額支払いを求め、これに対しサントス側が再度検討して、正式に書面で返答することを約束したということです。
ところが、翌13日未明、サントス側はカリーレ氏を監督としてブラジルサッカー連盟に登録したことを公式に発表。
その中ではV・ファーレンとカリーレ監督との契約は、未締結であるかのような言及や前日の会議とは全く異なる主張もあり、V・ファーレンとしては「断じて受け入れられるものではない」と非難しました。
これらの状況を受けV・ファーレンは「極めて遺憾」とし今後、「クラブとしてしかるべき措置を取ることを検討していく」としています。