ONE DEJIMA「長崎から世界を支えるミッションを」県や長崎市と立地協定 5月営業開始《長崎》
世界規模でコンテナ輸送サービスを行う国内最大の企業の関連会社が、新たに 長崎市に設立され、22日、県などと立地協定を結びました。
「長崎から世界を支えるミッション」を進めるということです。
(調印式)
「協定書にご署名をお願いします」
県・長崎市と立地協定を結んだのは「ONE DEJIMA」です。
世界規模でコンテナ輸送サービスを行う国内最大の企業=オーシャン・ネットワーク・エクスプレス=ONEの関連会社になります。
締結式では大石知事と長崎市の鈴木市長が出席し、協定書に調印しました。
(ONE DEJIMA 遠山直人社長)
「我々が掲げたミッションは、長崎から世界を支える。受託業務の高度化や委託元に対する新しい提案をしていく 常に新たなことにチャレンジしていきたい」
出資したONEは、世界の海で200隻を超えるコンテナ船を運航。
輸送能力は世界7位で、120カ国を結び、80の国籍の1万1000人が働いています。
ONE DEJIMAは、ONEの輸送サービスに関連した市場調査や分析など、高度な専門知識やデジタル技術が求められる業務を請け負う予定です。
その後は、国の内外のグルーバル企業からの業務も担うということです。
(大石知事)
「(立地決定は)興奮した。非常に嬉しく思った。ただ単に長崎市で事業を行ってもらうだけでなく、我々の取り組みとしてもグローバルなネットワークにつながる ひとつの大きなきっかけになるチャンスにできればと期待している」
ONE DEJIMAは、JR長崎駅ビルに近く入居し、5月から営業を開始。
年内に20人体制を目指すとしています。