私道をバリケードで封鎖し住民に通行料要求 暴力団幹部の男ら4人恐喝未遂の疑いで逮捕・送検《長崎》
長崎市青山町の道路上にバリケードを設置し、付近の住民から通行料を脅し取ろうとしたとして暴力団幹部の男らが逮捕・送検されました。
(リポート)
「渡邊誠容疑者を乗せた車が大阪・湊警察署から出ていく」
組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、佐賀市の暴力団幹部渡邊 誠容疑者(55)や、福岡県小郡市の不動産業田中 啓仁容疑者(53)ら4人です。
警察などによりますと渡邊容疑者らは2019年、長崎市青山町の私道上にバリケードを設置し、付近の住民数十人から通行料を脅し取ろうとした疑いがもたれています。
大阪府警が別の恐喝事件を捜査する過程で、渡辺容疑者らの関与した疑いが浮上したということです。
警察は4人の認否を明らかにしていませんが、暴力団の資金源にしようとしていたとみて詳しく調べています。