唐人菜や辻田白菜など伝統野菜も!農福連携で誕生「乾燥野菜」障害福祉サービス事業所が製造・販売《長崎》
長崎市の障害福祉サービス事業所が市民団体と協働して、乾燥野菜の販売を始めました。
原材料は斜面の空き地を活用した農園で作られた伝統野菜。
「農福連携」の新たな一歩です。
長崎市の障害福祉サービス事業所「will」で、27日にお披露目されたのは、
乾燥ミックス野菜『eatって(いーとって)』
長崎の郷土料理に使われる伝統野菜 “唐人菜” や “辻田白菜” のほか、国産のダイコン、ニンジン、ゴボウを乾燥させて商品化しました。
原材料の野菜は、市民団体「長崎都市・景観研究所」が斜面の空き地活用策として運営している農園、通称「さかのうえん」生まれ。
「will」の利用者5人が、栽培と商品製造に携わりました。
(合同会社 one's will 下釜 聡美 代表)
「育てて収穫したものが商品になって、売り上げが自分たちの工賃になるというところで、働く喜びと意義につなげてもらえたらうれしい」
「eatって」は、長崎市大浦町の「will」で購入できるということです。