ようやく春の便り 西山神社で長崎市の天然記念物 “寒桜” 例年の1か月遅れで見ごろ《長崎》
6日の日中は晴れ間が広がりましたが、気温は各地で10℃前後と寒さが逆戻りしています。
あたたかい日差しが待ち遠しいですが、長崎市の西山神社から春の便りが届いています。
(桒畑笑莉奈アナウンサー)
「まだ風も冷たく寒さが残るこの時期ですが、今年も西山神社の寒桜が美しく咲き誇っているます」
西山神社では、長崎市の天然記念物「寒桜」。
そして沖縄由来の「緋寒桜」など、4本の桜の木が境内を彩っています。
「寒桜」 は、“元日桜” とも言われ、今年も元日に5輪ほど花を咲かせましたが、去年の夏の猛暑などの影響で、例年より1か月ほど遅れて見ごろを迎えました。
(長崎市から)
「どんなもんかなと思って上がったがきれい。
春が来るな。やっぱり春はいい」
甘い蜜に誘われ、春を告げる鳥たちも飛び交います。
(撮影に来た人)
「春が来たという感じ。メジロが木にとまってくれたらいいけど。なかなか止まらない」
(桒畑笑莉奈アナウンサー)
「毎年この桜を見に来るんですか」
(犬とお散歩)
「一番早く咲くから。よし行こうかと」
長崎市は6日の日中の気温が11.3℃と、2月上旬並みでした。
この先、曇りや晴れの日が続き、今週日曜日には15℃を超え、一気に暖かくなりそうです。
西山神社の寒桜は今が満開となっていて、今週末までが見頃だということです。