おう吐や下痢が主な症状「感染性胃腸炎の患者急増」佐世保市では2週連続警報レベル《長崎》
ノロウイルスなどによって引き起こされる「感染性胃腸炎」の患者が全国的に増えていて、県内では佐世保市で2週連続警報レベルとなっています。
県によりますと、今月2日までの1週間に県内44の定点医療機関で確認された感染性胃腸炎の感染者数は、46人減って432人でした。
1医療機関あたりでは「9.82人」で、地域別では佐世保市で「19人」と2週連続で警報レベルとなっています。
ノロウイルスやロタウイルスなどによって引き起こされる感染性胃腸炎は、おう吐や下痢が主な症状で、県内の感染者はほとんどが20歳未満です。
県は、手洗い、うがいの励行や手指消毒の徹底のほか、感染した子どもがおう吐した際は、手袋を使って片づけることなどを呼びかけています。