忘れないために…「長崎のスーパーで被災3県の商品販売」東日本大震災からまもなく14年《長崎》
東日本大震災の発生から、今月11日で丸14年。
復興支援につなげようと、長崎市のスーパーで被災地ゆかりの商品の販売コーナーが設置されました。
復興途上にある岩手県大船渡市では、山林火災による新たな支援も求められています。
(販売員)
「東北復興支援を行っております。よろしかったらご覧ください」
岩手県産クルミたっぷりの「ゆべし」に、南部せんべいの詰め合わせも。
東日本大震災で被災した「岩手、宮城、福島」3県の復興を支援しようと、ララコープは5日、県内の9店舗に特設コーナーを設置し、被災地ゆかりの40種類を販売しています。
震災の発生から今月11日で丸14年を迎える被災地。
復興途上にある岩手県大船渡市では、先月発生した山林火災で市の約9%の面積にあたる2900ヘクタールほどを焼失し(5日時点)、避難生活を送る人は4000人にのぼっています。
(買い物客)
「今、災害が続いている。山火事と。そのことと照らし合わせて(風化の話は)よく出るが、忘れないと思う。買った “ゆべし” は祭壇にあげる」
(買い物客)
「かもめの玉子と喜多方ラーメンを買う。(震災を)忘れないためにいい」
長崎からできる復興支援として始まった特設販売は、今年で11回目で12日までコーナーを設けます。
(ララあたご 土屋 大介 店長)
「年月が過ぎると風化していくので,この活動を通して思い出して、復興支援にご協力いただく。購入することで協力できるので,少しでもお役に立ちたい」