パラリンピック正式種目「ボッチャ」中学生が体験 スポーツ通し障害者への理解深める《長崎》
パラリンピックの正式種目でもある「ボッチャ」を通して障害者への理解を深めようと佐世保市で13日、体験会が開かれました。
佐世保市の宮中学校で開かれた「ボッチャ」の体験会。
スポーツを通して障害者への理解を深めようと、県ボッチャ協会と第一生命保険が開きました。
(県ボッチャ協会 奥野 比呂志会長)
「同じスポーツを障害がある人もない人も同じ土俵でやることによって、自分たちは自由に(体を)動かせるんだなというのを実感して、不自由な人が頑張っているなというのをわかってもらえれば」
障害者の競技スポーツへの参加を可能にするためにヨーロッパで考案されたボッチャはパラリンピックの正式種目にもなっています。
13日は、1年生から3年生までのおよそ50人が挑戦しました。
(中学生)
「テレビで何回か見たことがあったが、見るよりとても難しかった」
「使う部分が普通のスポーツと違って少ないので障害者でもやりやすいと思った」
体験会には、学校近くの障害者福祉施設の入所者も参加。中学生と同じチームで競技し、交流を深めました。