MLB・ドジャースの大谷翔平選手が日本時間26日、全米野球記者協会(BBWAA)ニューヨーク支部が主催する夕食会にビデオメッセージでスピーチをしました。

ロサンゼルスの山火事の影響で夕食会を欠席した大谷選手ですが、約3分間にわたり、家族やドジャース関係者への感謝を全て英語で伝えました。

大谷選手は序盤にロサンゼルスの大規模な山火事に触れ、「自宅や愛する人を失った全ての家族、火災の影響を受けた人々、居場所を失った動物たちに僕の想いと祈りを捧げます」とコメント。「僕たちは規模の大小を問わず、できる限りあらゆる方法で支援に努めていきます」と復興活動への参加意思を示しました。

チームのワールドシリーズ優勝、さらにMVPを獲得した2024シーズンを「本当に色々な意味で特別な1年」と振り返り、チームメートやコーチングスタッフ、ファン、ドジャース組織全体への感謝を述べた大谷選手。

そして妻・真美子さんにも「美しい奥さんへ、いつもそばにいてくれてありがとう」とコメント。最後は再び山火事に関して「強くあり続け、団結しましょう。私たちなら乗り越えることができます」とメッセージを送り、会場からは大きな拍手が送られました。