両翼広げると1.3m 大型のタカの仲間「ハチクマ」の渡り 五島市に全国の愛鳥家が集う《長崎》
五島市では準絶滅危惧種に指定されている渡り鳥「ハチクマ」が、越冬のため飛来する姿が見られました。
準絶滅危惧種に指定されている渡り鳥「ハチクマ」は、タカ科の猛きん類で、羽を広げると約1.3mの大きさになります。
五島市では、国内最後の中継地として毎年9月上旬から飛来する姿が見られます。
悠々と大空をかけるハチクマをとらえようと 愛鳥家たちが訪れ、双眼鏡やカメラのファインダーを夢中でのぞきこんでいました。
(大阪から)
「(五島市が)日本で一番集中して集まる最後のポイント。例年通りやってきてくれて安心」
(横浜から)
「憧れで やっと来られた。一生懸命渡っているところを見ると元気が出る」
ハチクマは本州から飛来し、五島市を経由したのち、越冬のため 中国大陸へ渡るということです。