「すごくきつくて足がつった」高校生が挑戦 伝統の「健脚くらべ」 標高451メートルの琴ノ尾岳登頂も《長崎》
長崎北陽台高校伝統の「健脚くらべ」が14日、行われました。山の頂上を経由する20キロ以上のコース。高校生が仲間たちと力を合わせゴールを目指しました。
朝早くグラウンドに集まった生徒たち。挑むのは…
2年生
「北陽台の伝統行事僕自身も気合が入っているししっかり走っていけるように頑張りたい」
長崎北陽台高校の冬の伝統行事「健脚くらべ」です。強靭な心身を育もうと1979年の開校当時から続いています。
2年生
「高校生活で最後なので一生懸命頑張りたい」2年生「最後まで走り切れるように頑張りたい」
14日、挑戦したのは、1、2年生553人です。4人から6人の班を組んで仲間と助け合いながら男子はおよそ25キロ、女子はおよそ21キロを走ります。
冷たい風が吹く中でも元気いっぱいに走る生徒たち。
難関は標高451メートルの琴ノ尾岳です。厳しい傾斜を、一歩一歩、歩みを進め、山頂を目指します。そして、出発からおよそ1時間半後、琴ノ尾岳の頂上に到着しました。笑顔でお互いの健闘を称えます。
1年生
「みんなと力を合わせて山を登りきる経験がすごくいい」
2年生
「楽しかった。いい思い出になると思う」
2年生
「去年よりすごくきつくて足がつった。大学受験とかきついことがあると思うが全部越えていけると思う」
生徒たちは汗を流しながら仲間たちとの絆を深めました。