「核兵器禁止条約の発効から4年」 日本政府に批准求めるアピール文を被爆者ら採択《長崎》
核兵器禁止条約の発効からまもなく4年を迎えるのを前に、被爆者などが長崎市で集会を開きました。
長崎市の長崎原爆被災者協議会で行われた『核兵器禁止条約4周年のつどい』。
被爆者の横山 照子さんらが、ノルウェー・オスロでのノーベル平和賞授賞式で感じたことなどを報告しました。
(被爆者 横山 照子さん)
「(フリードネス委員長が) “世界に必要とする光”だと。被爆者が0になるときがくる。それまでその言葉をずっと大切に、生きていけると思う」
また「日本被団協にノーベル平和賞が贈られたのは、“核兵器が使われるのではないか” という危機的な状況にあるから 」として、日本政府に核兵器禁止条約への署名と批准を求めるアピール文を採択しました。
(南山高校の生徒)
「核兵器が絶対に使われないようにするためには、核兵器を廃絶するしか方法がない。世界各国の指導者は、核兵器禁止条約に署名し批准してください」
3月には、核兵器禁止条約の第3回締約国会議がアメリカのニューヨークで開かれます。