通常は持ち出し禁止 生活困窮世帯の個人情報を紛失 35世帯分記載のノート見つからず《長崎》
生活困窮世帯の個人情報が記載されたノートを、長崎市の委託業者が紛失していたことがわかりました。
現在も見つかっていないということです。
紛失した個人情報は、生活困窮世帯 35世帯の氏名や電話番号などです。
長崎市によりますと、今月上旬、委託業者の男性職員が個人情報の記載されたノートを事務所から持ち出し外出。
その日はそのまま自宅に帰り、翌日、事務所に返却しようとした際に、紛失に気付いたということです。
ノートは、各世帯への連絡用に作られたもので、通常は持ち出し禁止でしたが、職員は外出先から連絡を取る必要があり、上司の許可を得て持ち出したということです。
市は、委託業者とともに訪問や電話で全世帯に謝罪。
個人情報の取り扱いについて、持ち出す際のルールを厳格化するとともに、今後、詳細な管理方法を決めて再発防止に努めるとしています。