「長崎マリオットホテル」陸の玄関口JR長崎駅ビルにオープン 海外富裕層獲得へ期待《長崎》
新しいJR長崎駅ビルに16日、長崎マリオットホテルが開業しました。
去年11月のアミュプラザ新館に続く、新しい施設の開業。
10月にはスタジアムシティの開業も控えていて、100年に一度の変革は、着々と進んでいます。
「長崎マリオットホテル、オープンです」
新しい長崎駅ビルの7階から13階にオープンした長崎マリオットホテル。
開業式典には世界最大手のホテルグループ「マリオット・インターナショナル」やJR九州の関係者らが出席しました。
(マリオット・インターナショナルエリアバイスプレジデント カール・ハドソン氏)
「長崎がますます力強く発展していく中、私たちは国内外からの客を迎えることを心待ちにしている」
(JR九州 古宮 洋二社長)
「ワールドワイドのホテルなので、世界中の人が集まって長崎のことを知ってもらい、体験してもらう。長崎の本当のランドマークになれるよう、我々もこれから頑張っていきたい」
マリオットホテルとしては国内9か所目、九州では初めての開業です。
館内には随所に長崎らしさが取り入れられています。
207室を備える客室は最低でも36平方メートルとゆったりしたつくりとなっていて、スタンダードからスイートまで13タイプを用意。
その7割に長崎港や稲佐山などの景色が楽しめるバルコニーが設置されています。
宿泊料金は、1泊1室あたり2万9000円から、最高級のインペリアルスイートは55万円からとなっています。
高級ホテルの開業に大石知事からは、インバウンドの誘客への期待も。
(大石知事)
「ここ長崎マリオットの開業によって富裕層をはじめ、新たな層の顧客獲得に向けて、本県のインバウンド施策をさらに推進していきたい」
また、鈴木長崎市長も海外富裕層の獲得に加え、国際会議誘致の呼び水としたいと期待を語りました。
宿泊やレストランの予約はホームページや電話で受け付けています。