今!サトちゃんにできること 佐世保市の薬局がユニークな被災地支援《長崎》
佐世保市では、薬局前に30年以上前から設置している人気キャラクターを利用して、被災地に寄付をする取り組みをしています。
薬局の入り口前に置かれた子ども向けの乗り物「サトちゃんムーバー」。
看板には「今!サトちゃんにできること! 」というメッセージが。
(井手薬局 井手 佳位輔社長)
「もともとサトちゃんの乗り物は、30年以上前からうちの薬局の番頭さんみたいにいるが、災害に対して義援金の申し出があった時には(売上を)プールして、お渡しするようにしていた」
佐世保市の井手薬局では、2011年の東日本大震災をきっかけにサトちゃんの利用で集まったお金を被災地に寄付する取り組みを始めました。
今回は、去年1年間の売り上げ約3万8000円を能登半島地震の被災地に寄付したということです。
(井手薬局 井手 佳位輔社長)
「佐世保市民の方、またうちに来た患者様と一緒になって何かお役に立てる一つのやり方として、このような方法があるかなと思っている。遠い佐世保からだが皆さんの気持ちを伝えることができればと思っている」