食品科学部生徒が老舗菓子店とコラボ「そのぎ茶かんころどら焼き」目指すは県産品の知名度向上《長崎》
長崎特産の「そのぎ茶」と「かんころ」を使った新たな商品が誕生です。
諫早農業高校の生徒が地元の老舗菓子店とコラボしたどら焼きを開発し、きょう、お披露目しました。
県産の卵と小麦粉、清酒を使ったモチモチ食感の生地に、白あんはそのぎ茶とかんころで優しい甘さに仕上げられています。
県立諫早農業高校が地元の老舗菓子店「杉谷本舗」とコラボして作った「そのぎ茶かんころどら焼き」です。
(冷川小粹アナウンサー)
「口いっぱいにそのぎ茶の香りが広がる。たまにくるかんころの食感がおもしろくておいしい」
食品科学部が県産品の知名度向上を目指して、約1年間かけて開発しました。
(杉谷本舗 杉谷達成社長)
「いろんな先生方や生産者の支えがあって、つないでこられたのを実感しているのではないか。一つの長崎の名産物に本当になっていくように、一緒に頑張りたい」
大型連休中には、杉谷本舗本店でプレ販売を実施し、目標の600個を大きく上回る 約1000個を販売したそうです。
(食品科学部 濱﨑 紫萌部長(3年))
「お客様には、応援の言葉をたくさんかけてもらって、とてもうれしかった。やっぱり長崎県の特産品はいいなと思ってもらえるような商品」
高校では5年前にも、コラボ商品の「みかんおこし」を開発していて、今回が2回目。
「そのぎ茶かんころどら焼き」は、14日から杉谷本舗の店舗とインターネットで販売します。