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県内は大気の状態不安定「明け方にかけ大雨のおそれ」先月地すべりの南島原市は避難所開設《長崎》

2024年6月20日 18:36
県内は大気の状態不安定「明け方にかけ大雨のおそれ」先月地すべりの南島原市は避難所開設《長崎》

梅雨前線の北上などに伴い、県内は大気の状態が不安定になっていて、21日明け方にかけて、大雨となるおそれがあります。

(冷川小粹アナウンサー)
「午後0時半過ぎの長崎市内です。朝よりも雨が強くなってきました。傘が裏返ってしまうほどの強い風も吹いています」

低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、20日未明から雨が降り続いている県内。

これまでに降った雨の量は、五島市で94.5ミリ、長崎市で70ミリ、新上五島町有川で60.5ミリ (午後5時時点)となっています。

交通機関にも影響が出ていて、長崎と五島を結ぶジェットフォイルが欠航となりました。

一方、南島原市では先月、地すべりが発生した口之津町に避難所を開設。

今後、雨の状況に応じて「避難指示」への切り替えも検討するとしています。

このあと予想される雨の量は、南部や北部、五島で1時間に70ミリ。21日正午までの24時間では、南部や五島で200ミリ。北部で180ミリと予想されています。

気象台は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫への警戒を呼びかけています。