被爆者の思い込めた「折り鶴」ノーベル授賞式出席の被団協へ寄贈 配布リーフレットに添え平和発信《長崎》
来月、ノーベル平和賞の授賞式にあわせて、ノルウェー・オスロを訪問する長崎原爆被災者協議会のメンバーに折り鶴が贈られました。
恵みの丘長崎原爆ホームの入所者が、10日間かけて作ったという170羽の折り鶴。
(入所者)
「心を込めて折りました。(ノルウェーで)お渡しください」
平和への願いを世界に届けてほしいと、来月のノーベル平和賞の授賞式に合わせて、ノルウェー・オスロを訪れる長崎原爆被災者協議会のメンバーに託しました。
(被爆者 平山恵美子さん(90))
「戦争のないように平和になるように。それだけ」
被災協では、被爆者の訴えを写真などを交えて記したリーフレットを作っていて、そこに折り鶴を貼り付けて現地で配布するということです。
リーフレットに折り鶴をつける作業は、来月2日から行われる予定です。
被災協では、田中会長や横山副会長が授賞式に出席する予定で、結団式は来月4日に行われるということです。
最終更新日:2024年12月6日 14:50