なでしこメンバーも登場『女子サッカーの普及へ…』県内初開催「WEリーグ」クラシエカップ準決勝《長崎》
県内初開催となった日本女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」のカップ戦が8日、長崎市のピーススタジアムで行われました。
国内女子サッカーの三大タイトルのひとつ「クラシエカップ」の準決勝。
ピーススタジアムで、Jリーグ以外のプロサッカーの公式戦が行われるのは初めてです。
第1試合は、前回王者の「サンフレッチェ広島レジーナ」と前々回の王者「三菱重工浦和レッズレディース」との注目の一戦。
試合は、なでしこジャパンのメンバーでもある広島の中嶋や上野が得点すると、対する浦和は、パリオリンピックの代表だった高橋が2得点の活躍。
試合は延長の末、広島が勝利し、連覇に王手をかけました。
WEリーグのクラブがない九州で『女子サッカーの普及につなげたい』と初開催が実現した長崎での試合。
県内の女子選手たちは、プロのプレーに目を輝かせていました。
(高校生)
「広島の11番、中嶋選手のキレのあるドリブルがすごく勉強になった」
(高校生)
「(プレーの)細かいところが生観戦だとよく見れるので、よかった」
(小学5年生)
「迫力があってすごかった。選手みたいに自分も上手になりたい」
もう1試合は「INAC神戸レオネッサ」が「アルビレックス新潟レディース」に1対0で勝利。
決勝戦は今月29日、東京の国立競技場で行われます。