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衆議院選挙鳥取2区 自民・赤沢氏当確 初入閣直後の難しい選挙戦の中、妻などの協力で支援呼びかけ

2024年10月27日 20:44
衆議院選挙鳥取2区 自民・赤沢氏当確 初入閣直後の難しい選挙戦の中、妻などの協力で支援呼びかけ
赤沢陣営が当確受けバンザイ
第50回衆議院選挙は10月27日投開票され、前職2人に新人1人が挑む3つどもえの選挙戦となった鳥取2区は、自民党で前職の赤沢亮正氏(63)が当選を確実にしました。

7回目の当選となる赤沢氏は、10月に発足した石破内閣で経済再生担当大臣に就任、初入閣を果たしました。選挙戦では、人手不足の解消と賃上げ、防災力の強化などを訴えました。

自民党の「政治とカネ」の問題に対し、地元からも厳しい声が上がる中、選挙戦の後半は閣僚として、ほかの候補を応援するため、選挙区を離れる従来とは異なる戦いとなっていました。この間、妻の千晶さんや地元議員などの協力で選挙戦を展開。最終日には、赤沢氏も選挙区へと戻り、最後まで支援を呼びかけました。

選挙戦は、立憲民主党の前職・湯原俊二氏(61)と共産党の新人・福住英行氏(48)が、自民党の「政治とカネ」の問題を追及し、クリーンな政治を訴えていましたが、赤沢氏の強固な地盤を崩すことはできませんでした。

◇赤沢亮正氏 プロフィール◇
1960年12月18日生まれ。東大卒業後、運輸省(現国交省)を経て、2005年の衆議院選挙で初当選。自民党総裁選では、石破陣営の中核を担いました。祖父は、自治相などを務めた正道氏。多忙な公務の疲れを妻の千晶さんの手料理が癒してくれると話します。
最終更新日:2024年10月29日 14:09