中国地方最高峰の大山で9センチの積雪 強い寒気が流れ込み山陰地方の各地で気温が下がる
11月28日、強い寒気が流れ込んだ山陰地方は各地で気温が下がり、鳥取県の大山では9センチの積雪となりました。
大坪千成 記者
「午前10時半の大山です。手がかじかむほど冷たい中雪が降っていて、駐車場では除雪も行われています」
11月28日朝、山陰地方は上空5500メートルにマイナス21℃の強い寒気が流れ込み冷え込みました。こうした中、11月19日に初冠雪が確認された中国地方最高峰の大山では、午前11時時点で9センチの積雪となりました。
Q.足元大丈夫ですか?
街の人
「あんまり準備してなかった」
「紅葉見るつもりが、紅葉の上に雪降ってますよね」
この積雪により、大山では除雪車が出動し、作業にあたっていました。
気象情報会社ウェザーニューズによりますと、11月28日の山陰地方は最高気温が12℃前後となり、この後、大幅に気温が上がることはないということです。また、西風が強く、体感としては気温以上に寒く感じられそうです。
また山陰地方は気圧の谷や寒気の影響で各地で断続的に雨が降っています。中国地方の上空5500メートルには、29日にかけてマイナス27℃以下の強い寒気が流れ込む見込みです。
このため、今後大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するでしょう。竜巻など激しい突風や落雷、急な強い雨に注意してください。また山間部では、冬用タイヤに交換するなど早めの対策を心がけましょう。