児童の見守り活動中に飲酒運転の車に男性がはねられ亡くなった事故から8年… 事故のない地域づくりを誓う 島根県益田市
2017年に島根県益田市の国道交差点で、登校中の児童の見守り活動をしていた男性が、飲酒運転の車にはねられて亡くなった事故から8年。1月30日朝、現場で子どもたちが黙とうを行い、男性の冥福を祈るとともに、事故のない地域づくりを誓いました。
30日朝、益田市の国道191号の交差点そばの歩道では「豊川地区子ども見守り隊」のメンバーや登校中の児童など約40人が集まりました。2017年、小学生の見守り活動を行っていた三原董充さん(当時73歳)と児童が飲酒運転の車にはねられる事故が発生。児童は軽傷でしたが、三原さんは翌日亡くなりました。その事故からきょうで8年。30日は事故が起きた午前7時15分、児童などが1分間、黙とうしました。
「亡くなられた三原さんのご冥福と地域の皆さんの幸せを願って黙とうをしたいと思います。黙とう」
児童
「三原さんは、自分の命を犠牲にしてまで子どもたちを守ってくれたから、ほんとにすごい人だなと思いました」
事故のあった交差点には、交通量が多かったにもかかわらず、当時、信号機はなく、事故後の2017年12月に押しボタン式信号機が設置されました。
参加者は、事故のない地域づくりを改めて誓っていました。