「いつまでも夢をありがとう」漫画家・水木しげるさんの9回忌に多くのファンが来訪 鳥取県境港市
11月30日は、93歳で亡くなった漫画家・水木しげるさんの命日です。地元の鳥取県境港市では、水木さんの功績をしのび感謝の気持ちを伝えるためファンが次々と訪れていました。
9回忌にあたる11月30日は、「ゲゲゲ忌」としてふるさと鳥取県境港市のJR境港駅前にある水木さんのブロンズ像に献花台が設けられました。地元の人や観光客らが次々と訪れ、改めて水木さんへの感謝の気持ちを込め、静かに手を合わせるなどしていました。
また、水木さんへのメッセージボードも設置され、中には、「いつまでも夢をありがとう」、「水木しげる大先生フォーエバー」などといった文字も記されていました。
訪れた人
「僕ら子どもの頃からよく(水木作品を)見させてもらいました。これほどの偉業を成し遂げられ頭が下がります」
今年で30周年を迎える水木しげるロード。30日の午後は一段と冷え込み、小雨がちらつく空模様で、いつもより観光客もまばらとなり、静かなたたずまいのなかでの命日となりました。
水木さんにあらためて感謝するこの「ゲゲゲ忌」は、12月1日(金)からは水木しげるロード近くにある「みなとさかい交流館」に献花台などを移して12月3日(日)まで行われることになっています。