知人男性の自殺を手助け 「助けて」実行後に自ら救助求める 自殺ほう助の容疑で女を逮捕 男性は2か月後に死亡 鳥取県
鳥取県警琴浦大山署は12月3日、自殺ほう助の容疑で住居不詳の派遣社員の女を逮捕したと発表しました。
警察によりますと、女はおととし9月25日、鳥取県内に住む40代男性の自殺をほう助した疑いが持たれています。
男性は、鳥取県琴浦町の施設内で首を吊って自殺を図り、現場付近を通行していた人が、「助けて」という叫び声を聞き、警察に通報。警察などが男性を助け、病院に搬送しましたが、約2か月に死亡しました。助けを求める叫び声は、女のものだったということです。
その後、関係者の事情聴取や監視カメラの確認などを行う中で、女が男性の自殺を手助けした可能性が浮上。捜査の結果、女の関与が判明し、12月3日、岡山市内で女を逮捕しました。警察の調べに対し女は容疑を否認しているということです。
女と男性は知人関係だったということで、警察が動機や事件の経緯などを詳しく調べています。