目の不自由な人に役立ててもらいたい… 鳥取県視覚障害者福祉協会に点字カレンダー贈呈
12月3日は「カレンダーの日」。来年のカレンダーを準備するシーズンを迎えています。こうした中、鳥取県内の目の不自由な人に役立ててもらおうと点字カレンダーが米子市の福祉協会に贈られました。
この点字カレンダーは、日本テレビ小鳩文化事業団が日本テレビ系列局を通じて全国各地の団体に毎年贈呈しているものです。12月3日は、日本海テレビから鳥取県視覚障害者福祉協会に200部のカレンダーが贈られました。
来年のカレンダーは、「風景を感じる」をテーマに全国の風光明媚(ふうこうめいび)な観光名所などの写真が使われています。このうち1月は、静岡県の三保の松原の富士山の美しい光景。7月は北海道、富良野のラベンダー畑の写真となっています。
鳥取県視覚障害者福祉協会 市川正明 会長
「どこか行ってみたいなと思うところが、もしかしたらあるかもしれないと。(カレンダーは)非常に役に立ってもらっています。ありがとうございます」
この来年用の点字カレンダーは、協会を通じて鳥取県内の目の不自由な人達に届けられるということです。