年に1度の“クルマの祭典” 「モータースポーツ祭り」が開催 運転の正確さとスピードを競う「オートテスト」や時速5キロの衝撃を体験するコーナーも 鳥取県境港市
自動車の魅力や交通安全の大切さを伝えようと鳥取県境港市で、11月17日に年に1度の“クルマの祭典”が開かれました。
境港市で17日に開かれたのは「モータースポーツ祭り」。幅広い世代に四輪自動車に関心を持ってもらおうと、JAF鳥取支部が毎年開いている恒例のイベントです。
運転の正確さとスピードを競う「オートテスト」と呼ばれる競技では、決められたコースを1台ずつ走り、カーブやバックなどを安全に運転する技術やタイムが審査されます。オートテストには県内外の車好きが集まり、日頃の運転を再確認していました。
参加者
「ほんとに1秒とかコンマ何秒で争ってるので、それを自分の努力で削っていく作業をしていくので、それが達成できた時がすごく面白いです」
「普段はやっぱりいろんなところに目を向けて、できるだけ予測して、注意してすぐに、やっぱり次の一手が行動に出るように事故なく走れるようにしています」
こちらは、シートベルトを着けて時速5キロの衝撃を体験するコーナー。時速5キロといえば、大人の早歩き程度ですが―。
参加者
「けっこうくるね」
JAF職員
「意外に思ったよりね、衝撃あると思うんですけど」
参加者
「これで時速5キロですか」
ほかにも子どもたちが写真を撮って「安全免許証」を作るコーナーも。
親子
「多分うれしいんじゃないかなと。また大人の免許証も一緒に見せてあげようかなと思います」
JAF鳥取支部 為廣光章 課長
「車というのはやはり使い方を一つ間違えると凶器にもなり危ないということもありますので、やっぱり安全に乗っていただく。そして、いまの安全な車を体験いただくということで楽しく車っていうのを使っていただく、そういった触れ合っていただく一つの機会になればなと思います」
今後もこうしたイベントを通じ、車に触れ、知ってもらうことで安全な車社会を守っていきたいということです。