宿泊税の導入を目指した条例案や約26億円の一般会計補正予算案など81の議案を提出 松江市議会が開会 松江城近隣の高層マンション建設への市民団体の陳情書は「不採択」 島根県松江市
松江市議会の11月定例会が11月26日に開会し、宿泊税の条例案などの議案が提出されました。
26日に開会した松江市議会11月定例会では、約26億6000万円の一般会計補正予算案など合わせて81の議案が提出されました。
松江市 上定市長
「一人1泊につき200円の宿泊税を課させていただく」
松江市は、観光振興策として修学旅行を除き、1人1泊5000円以上の宿泊料に200円を徴収する宿泊税の導入を目指し条例案を提出。補正予算案には、宿泊税に関する条例が可決された後の円滑な導入費用として824万円が盛り込まれています。
また、市民団体などから建設反対を求める陳情書が提出されていた松江城近くに建設中の19階建ての高層マンションについてー。
松江市議会 建設環境委員会 石倉 徳章 委員長
「(委員会での)採決の結果、 賛成少数により不採択とすべきものと決しました」
建設環境委員会の審査ではマンション建設に、法的な問題はないことなどから市民団体の陳情を「不採択」とした結果を報告しました。26日の本会議の採択でも、委員会の結論に「賛成」が多数となり、陳情書は、不採択となりました。
松江市議会は、12月18日まで開かれます。