「松江市民への具体的な説明を求めます」 島根原発2号機の再稼働を前に市民団体が市長に要望書 島根県松江市
12月7日に迫っている島根原発2号機の再稼働を前に、11月27日、松江市の市民団体が松江市長に説明を求める要望書を渡しました。
松江市の政策企画課に要望書を渡したのは、松江市の市民団体、松江エネルギー市民会議の5人です。
松江エネルギー市民会議 上田創史さん
「上定市長が現状は原発に頼らざるを得ないんだという理由について、松江市民への具体的な説明を求めます」
2022年2月、原発再稼働の是非を問う、住民投票案が松江市議会で否決され、松江市長が再稼働を容認したことから、市民団体はその根拠が不明瞭だとして、松江市民への具体的な説明を求めています。
松江市は、再稼働を容認した内容について松江市主催の住民説明会は開いていないとしていて、要望書の対応を協議すると回答しました。
松江エネルギー市民会議 上田創史さん
「ちゃんとその説明とそれに関する質問をしたりとか、対話する場を作って頂いて、熟議の場の代替え、住民投票の代替えの場というものを実現していただけないかと考えています」
島根原発は、12月7日再稼働、来年1月上旬に営業運転を再開する予定です。