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沖縄で戦争遺跡調査をする男性が鳥取で展示会開催 直接触れる遺品展示や兵隊装備の体験ブースも 鳥取県鳥取市

2024年4月15日 18:55
沖縄で戦争遺跡調査をする男性が鳥取で展示会開催 直接触れる遺品展示や兵隊装備の体験ブースも 鳥取県鳥取市

終戦から、今年で79年がたとうとしています。沖縄県で戦争遺跡の調査をしている男性が、14日、鳥取市で展示会を開きました。

14日、鳥取市の国際交流プラザで行われた戦争展。講師を務めたのは、鳥取市に住む清水章宏さんです。清水さんはこれまで、沖縄の地下壕(ごう)200か所以上を独自に調査。第二次世界大戦中、沖縄ではアメリカ軍などの連合国軍との激しい地上戦が行われました。

清水章宏さん
「各地に残る地下壕は戦時中、住民や旧日本軍の避難場所として、また、野戦病院として使われていました。今も眠っている遺品や中の構造を調査することで、ここで何が起きていたのかという戦争の実相を知り、後世に伝えようとしています」

さらに2年前からは報道カメラマンの浜田哲二さんたちと共に、遺骨探しも行っています。今回の展示会では、これまでの調査で撮影した地下壕の写真や、遺骨収集で見つかった遺品などを展示。銃弾が貫通し、穴があいた水筒に、火炎放射器に焼かれ、炭になってしまったおにぎり。これらの展示物を直接触ることができるのがこの戦争展の大きな特徴です。中には、集めたレプリカを使って、兵隊の装備を体験できるブースも。

訪れた人
「実際に着てみて戦争を経験された方の大変さが本当に身に染みて分かりました」

清水章宏さん
「こういったものを見る機会、触る機会はなかなかないと思いますので、そういったことでちょっとでも興味が湧いたり後々勉強したとき、“そういえばあの時”って思い出してもらえるようになればいいかなと思います」

清水さんは5月も沖縄で地下壕の調査を行い、今後も展示会などを通して、戦争について知ってもらう活動を続けていくということです。