特急「やくも」新型車両の運行1周年 記念イベントでは運転台を開放し運転手になり切る参加者も 鳥取県米子市
出雲と岡山を結ぶ特急「やくも」。新型車両の運行から1年を迎え、4月6日にJR松江駅と米子駅では1周年を祝うイベントが開かれました。
去年4月6日、華々しくデビューした新型の特急「やくも」、273系。ブロンズが輝く車体や走行中の揺れが少ないことなどから、やくも人気は高まっています。
運行開始から6日でちょうど1年。JR米子駅には、1周年を祝うケーキも飾られました。6日は出雲市ー米子駅間の臨時便1便が無料で運行され、多くの鉄道ファンが乗車しました。
鉄道ファン
「ひとつ前ふたつ前からずっとやくも大好きで応援してます。快適にぼーっとしながら乗れるというかそこが良かったですね」
参加した人
「子どもがやくもに乗る機会があんまりなかったんで、こういうときにみたり乗ったりできるのがいいかなと」
イベントでは車内の見学も行われ、普段は入ることができない運転台を開放。参加者は運転士になりきって、運転席からの眺めを体験したほか、制服を着て記念撮影も行いました。
子ども
「やくもがかっこいいから運転士になりたい気持ちになりたくなってきました。出発進行!!」
この1年間の特急やくもの利用率は、前年に比べ約1割アップ。年代を問わず人気を集めていてJR西日本では、これからの行楽シーズンにもやくもでの思い出を作ってほしいとしています。
JR西日本米子駅 横川則行 駅長
「大阪関西万博が4月13日から開催いたします。やくもで大阪へをスローガンにして移動手段としてご利用いただきたいと思っております」
6日は松江駅・米子駅のイベントに約830人が訪れたということです。