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各地で雪が降り続いている山陰地方 今後も大雪による交通障害に注意 もしもの時の対処法は?

2025年2月6日 18:08
各地で雪が降り続いている山陰地方 今後も大雪による交通障害に注意 もしもの時の対処法は?

中山紗希 アナウンサー
「午前8時前のJR鳥取駅前です。今日も凍えるような寒さ、そして地面を見てみますと、固く凍ってしまい、かなり滑りやすくなっています」

強い寒気が流れ込んだ影響で各地で雪が降り続いている山陰地方。2月6日の最大積雪量は午後3時現在、島根県飯南町赤名で47センチ、鳥取県大山で130センチを観測しました。

また、寒さも強まり、2月6日朝の最低気温は鳥取県智頭町で-8℃、倉吉市で-3.1℃とともに今季最低気温に。街では防寒対策をしながら慎重に歩く人の姿が多く見られました。

街の人
「寒いですね。体に染みる感じです」

「結構、凍結するので、転ばないようには。歩きの通勤なので、気を付けています」

民間の気象情報会社ウェザーニューズによりますと、このあと日付が変わる頃から再び雪が降り始め、2月8日にかけて、再び大雪となる見込みです。

こうした中、注意したいのが雪による交通障害。2月5日の夜も、鳥取県湯梨浜町内の坂道で県外から来たトラックが動けなくなってしまうなど、影響が出ています。その原因の一つと考えられるのがタイヤのスタックです。対処法をたずねるとー。

ロードサービス隊 内田永慈 隊長
「車を前後にゆすって(動かして)出せることもありますので、一時的な回避の方法をとられるのもいいかなと思います」

JAF鳥取によりますと、車を前後に小刻みに動かすことでタイヤ周りの雪を踏み固められ抜け出しやすくなるということです。ほかにも、取り付けやすい布製のチェーンをタイヤに装着したり、融雪剤や凍結防止剤などを利用したりすると、さらに効果的だといいます。

ロードサービス隊 内田永慈 隊長
「想定外のことが起こっても冷静に対応できるような、ワンランク上の準備をしてお出かけされるといいと思います」

油断できない冬場の運転。事前の対策と、もしもの時の対処法を知っておくことが重要です。

最終更新日:2025年2月6日 18:49