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自然の持つ良さを和紙に写して表現 草木染めのひとつ「ミディアムプリント」の作品展 鳥取県鳥取市 

2024年5月16日 17:32
自然の持つ良さを和紙に写して表現 草木染めのひとつ「ミディアムプリント」の作品展 鳥取県鳥取市 

草木染め技法のひとつ「ミディアムプリント」の作品展が、鳥取市のあおや和紙工房で開かれています。

鮮やかな因州和紙に鏡写しの世界を作り出すのは菜の花、クズ、そしてイチゴのヘタ。命の樹を表す作品「生命の樹」には、ユウゲショウやキュウリグサが。これらはミディアムプリントと呼ばれる、植物を蒸して布などに転写する草木染め技法を用いた作品です。

鳥取市あおや和紙工房では、鳥取市のミディアムプリントアーティスト近藤樹里さんなどの作品21点が展示されています。因州和紙の紙の繊維が作る輪郭の柔らかさが、今回の作品展の見どころです。

訪れた人
「和紙でこんなに柔らかいきれいな色が出るんだなと思って」

鳥取市あおや和紙工房 林田千春 さん
「自然の持つ良さというのを因州和紙に写し取った美しさを広く見ていただいたらうれしいです」

5月19日には、近藤さんを講師に迎えたミディアムプリントを体験できるイベントも開催される予定です。この作品展は鳥取市のあおや和紙工房で6月30日まで開かれています。