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【町田気象予報士解説】非常に冷たい空気が流れ込み荒れた天気に 22日(土)以降再び雪のピークがくる予想 山陰地方

2025年2月19日 18:39
【町田気象予報士解説】非常に冷たい空気が流れ込み荒れた天気に 22日(土)以降再び雪のピークがくる予想 山陰地方

2月19日、鳥取県大山の積雪は午後5時で2mを超えるなど2023年の1月31日以来の2m超えとなりました。雪のピークは過ぎ、一度落ち着く予想です。今後の天気について、20日午前9時の予想天気図を見ていきます。

冬型の気圧配置が続く見込みです。19日までよりも寒気の流れ込みは若干弱まるでしょう。雪のピークは一度収まる予想です。ただ、日本海には「トラフ」と呼ばれる小さめな気圧に谷がありその影響で、所々で雪雲が発達する見込みです。

局地的に雪が強まる可能性があります。また、雪崩が発生しやすい状況なため、引き続き注意して下さい。

20日の雪の降り方を見ていきましょう。

20日午前0時、3時、6時、9時と次第に雪が収まる予想です。ただ、小さな雪雲というのは予報が難しいため、ここでは表示されていませんが日中も局地的に雪が強まることもありそうです。降り方の変化に注意してください。夕方以降は、再び山沿いを中心に雪が降りそうです。

鳥取を例にしてこの先の予想を見ていきましょう。

3連休いっぱい、雪マークが並んでいます。22日(土)以降、再び雪のピークがくる予想です。特に、23日(日)夕方から24日(月)の昼にかけて山沿いを中心に積雪やなだれに注意が必要です。一方、25日(火)以降は晴れて、気温も上がるでしょう。3連休いっぱいは雪が降りやすく、引き続き、山沿いを中心に大雪や吹雪の恐れがあります。

積雪の増加が予想されるので、除雪作業中などの屋根からの落雪、斜面が急な場所では雪崩にご注意ください。

最終更新日:2025年2月19日 18:39