北東北初導入の“EVバス” 乗り心地は? 青森県弘前市で運行開始
弘南バスは電気自動車のEVバスを北東北で初めて導入します。
あすからの弘前市での運行を前に関係者が体験乗車し、静かな乗り心地に驚いていました。
EVバス導入の記念式典は弘前駅前で行われ、弘南バスの工藤社長や櫻田市長など関係者がテープカットをして祝いました。
このあと体験乗車が行われ乗り心地を確認しました。
導入されたのは白色と緑色の車体の2台で、ともにひと目でEVバスと分かるデザインとなっています。
定員は50人、1回の充電で最大300キロ走り、災害時には非常用の電源として活用することができます。
価格は1台およそ6,000万円で、弘前市が去年から温室効果ガスを減らす取り組みを始めたことから、国と市から支援を受けて北東北で初めて導入されました。
★弘前市 櫻田宏市長
「エンジン音がしない電気のモーター音なのですごく快適に乗れると思います」
★弘南バス 工藤智久社長
「これが走ることによって市民の皆さんに少しでもCO2の削減をしていると皆さんも協力しながら小さいことでも皆さんでやってくださいという位置づけになれればと思っています」
EVバスはあすの午前10時から弘前市の「土手町循環バス」の路線を走ります。