副業勧誘メッセージから…10歳代の男性が190万円被害
青森県内に居住する10歳代の男性が副業の勧誘から費用の振り込みを要求され、190万円をだまし取られました。
男性は今年6月30日、スマートフォンに届いた副業勧誘メッセージを介してLINEアカウント「中島」を友達登録したところ、視聴した動画のスクリーンショット画像を送信する副業を紹介されました。
中島の指示に従いながら同作業を何回か行ったところ、男性名義の口座に報酬として数千円が振り込まれました。
その後、中島からの指示で、メッセージアプリ「TiCall」でやりとりをしたところ、中島から
・高額報酬課題をこなせば30パーセントの利益が上乗せされる。
などと言われ、7月2日から4日までの間4回にわたり、副業タスク費用として、指定された個人名義口座に現金合計4万8,000円を振り込みました。
しかし中島から作業の操作ミスを指摘された上
・エラー修正費用を支払う必要がある。
・出金手続時間超過による違約金が必要である。
・出金には出金手続費用が必要である。
などと現金の振り込みを要求され、7月8日から8月7日までの間、8回にわたり、指定された口座に現金合計185万3,564円を振り込みました。
振り込み後、中島から立て替えたとする出金手続費用を要求されて困った男性が、家族にこれまでの経緯を相談したところ、詐欺を指摘され被害に気づいたということです。
警察は副業サイトなどをかたり、高額報酬を得るために指定口座への振り込み、違約金など様々な名目で現金などをだまし取る詐欺が多発していると注意を呼びかけています。