春を呼び起こす「八戸えんぶり」 開幕まで5日 子どもたちも稽古に熱 迫力が醍醐味
春を呼び起こす八戸えんぶりの開幕まであと5日に迫り八戸市内のそれぞれのえんぶり組は本番に向けて熱のこもった稽古を続けています。
★親方「踊りは間違ってもよいからまだ練習だからねがんばりましょう」
八戸市河原木の日計えんぶり組です。
稽古は先月末に始まり毎晩「えんぶり宿」と呼ばれるえんぶり組の稽古場で行われています。
子どもたちは「松の舞」や「大黒舞」など演目ごとに分かれて振り付けや小道具の使い方を繰り返しながら伝統の舞を身に付けます。
★稽古した児童
「難しいところもあったけれど少しずつ慣れてきて本番までにはもうちょっとうまくなりたいと思いました」
日計えんぶり組はことし18人の児童・生徒が参加します。
初めて挑戦した子は…。
★初挑戦の生徒
「友だちが教えてくれたので上手になれてよかったです」
日計えんぶり組は動きの激しい「どうさいえんぶり」です。
足の運び方や首の角度を確かめながら稽古を続けます。
★太夫役
「観客には迫力というやっぱりえんぶりの1つの醍醐味なのでそこを見てほしいですね」
★日計えんぶり組 河原木茂 親方
「いつもと同じでことしもけががないようにまず皆さん元気でやれるように頑張っていくつもりですけれどもね」
34のえんぶり組が豊作を祈願する八戸えんぶりは今月17日に開幕します。