「とれなくなってすごい悲しい」記録的不漁のサケ復活への願い込めて児童が採卵作業を体験
南部町の小学生が地元を流れる馬淵川でサケの採卵を体験し育てる漁業の大切さを学びました。
採卵を体験したのは名川小学校の4年生42人です。
馬渕川さけ・ます増殖漁協のふ化場を訪ねた子どもたちは川をそ上してきたサケのヤナ場での水揚げを見守りました。
続いて採卵作業を体験したり受精作業にも挑戦していました。
漁協では資源保護のためにサケの卵をふ化場で育て放流していますが、年々そ上するサケは減っています。
記録的不漁だった昨年度はおよそ1200匹、この秋もおよそ1100匹にとどまっているということです。
★名川小児童
「地球温暖化でサケがとれなくなっていて、すごい悲しいけれどこれからサケのとれる量が増えてくれればよいなと思いました」
卵は来年1月ごろにはふ化し春には体長5センチ前後に育ったサケの稚魚を放流します。