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【速報】「実情訴える」青森県・宮下知事が“豪雪災害”対応求め石破総理に緊急要望へ 過去最大・最速の除排雪費用補正予算22億6500万円を専決処分 屋根の雪下ろし支援マッチングも体制構築へ 死傷者はすでに116人

2025年1月15日 19:44
【速報】「実情訴える」青森県・宮下知事が“豪雪災害”対応求め石破総理に緊急要望へ 過去最大・最速の除排雪費用補正予算22億6500万円を専決処分 屋根の雪下ろし支援マッチングも体制構築へ 死傷者はすでに116人
県庁で緊急記者会見を行った宮下宗一郎青森県知事(15日午後7時半すぎ)

宮下知事は15日、除排雪費用の補正予算として22億6500万円を専決処分したと発表しました。
これは除排雪費としては過去最大・最速の計上だということです。
今年度の除排雪予算は総額でも過去最大の84億円余りとなりました。
また県内全域から屋根の雪下ろしに対応可能な業者をリストアップし、災害救助法が適用された市町村への支援を行う体制を構築するとしています。
宮下知事はあす16日に石破総理大臣を訪ね道路除排雪の迅速な実施を国・県・市町村で連携して行うことなど緊急要望を行う予定です。

要望する3項目は
・道路除排雪の迅速な実施を県、国、市町村で行う
・災害10市町村だけではなく県内全域の状況を説明。県と市町村の分を含めて特別交付税の配分、市町村分の繰り上げ交付
・国交省の除排雪補助事業の追加配分
ということです。

宮下知事は「しっかり青森県の実情を訴えていきたい」と述べました。

青森県内は年末から記録的な豪雪に見舞われ、15日時点で雪害による死傷者が116人にのぼり、少なくとも113棟の建物が倒壊するなどの被害が相次いでいます。
青森市や弘前市など10市町村には「災害救助法」が適用されるなど対応していますが、続く大雪に除排雪が間に合わないなど各地で影響が続いている状況です。
15日午後7時現在の青森市の積雪は平年の2倍以上となる108センチとなっています。
最終更新日:2025年1月15日 21:08

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